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4.5 Forth is written in Forth

あなたが Forth コンパイラを起動すると、 すでに多数の定義が存在しています。 Forth では、 ボトムアップ・プログラミング手法を使って新しいアプリケーションを開発し、 既存の定義に基づいて定義される新しい定義を作成します。 作成した各定義は、 対話的にテストおよびデバッグできます。

この章の例を試したことがあるなら、 あなたは、それらをおそらく手動で入力したことがあるでしょう。 Gforth を終了すると、 あなたが定義したモノは失われてしまいます。 これを回避するには、 テキスト・エディタを使用して Forth ソース・コードをファイルに入力し、 include を使用してファイルからコードをロードします(see Forth source files)。 Forth のソース・ファイルは、 あたかも手入力したかのように、 テキスト・インタプリタによって処理されます7

Gforth は、 プログラム入力 にテキスト・ファイルを使用する、 伝統的な Forth の代替手段もサポートしています(see Blocks)。

ほとんどというほどではないにしても、 多くの Forth コンパイラと共通して、 Gforth のほとんどは実際には Forth で書かれています。 インストール・ディレクトリ8内のすべての .fs ファイルは Forth ソース・ファイルであり、 あなたは それらを Forth プログラミングの例として拝んで学ぶことができます。

Gforth は、 テキスト・インタプリタに入力したすべての行を記録する履歴(history)ファイルを維持します。 このファイルはセッションをまたいで維持され、 コマンドラインの呼び出し機能を提供するために使用されます。 長い定義を手動で入力した場合は、 テキスト・エディターを使用して履歴ファイルから後で再利用するために Forth ソース・ファイルに貼り付けることができます(詳細については see Command-line editing)。


Footnotes

(7)

実際には、 いくつか微妙な違いがあります – The Text Interpreter

(8)

For example, /usr/local/share/gforth...