4.6 Review - elements of a Forth system ¶
この章を要約すると:
- Forth プログラムはファクタリングを使用して、 問題を「ワード」または「定義」と呼ばれる小さな断片に分割します。
- Forth プログラムの開発は対話型のプロセスです。
- 入力を受け付け、
通訳(interpret)とコンパイルの両方を制御するメイン・コマンド・ループは、「テキスト・インタープリター」と呼ばれます(外部インタープリターとも呼ばれます)。
- Forth の構文は非常に単純で、 スペースまたは改行文字で区切られた単語(word)と数値で構成されます。 追加の構文は構文解析ワード(parsing
words)によります。
- Forth はスタックを使用してワード間でパラメーターを渡します。 その結果、 後置記法が使用されます。
- 以前に定義されたワードを使用するために、 テキスト・インタープリターは「名前ディクショナリ」でそのワードを探します。
- ワードはインタープリター機能(interpretation semantics)とコンパイル機能(compilation
semantics)を持っています。
- テキスト・インタープリターは、
state
の値を使用して、 探し出したワードのインタプリタ機能(interpretation
semantics)を使用するかコンパイル機能(compilation semantics)を使用するかを選択します。
- ワードのインタープリター機能(interpretation semantics)とコンパイル機能(compilation semantics)の関係は、
そのワードが定義された方法(たとえば、 それが「即実行ワード」(immediate word)であるかどうか)によって異なります。
- Forth 定義は、 Forth で実装(「高レベル定義」と呼ばれます)、 または、 その他のいくつかの方法(通常は低レベル言語で、
「低レベル定義」、「コード定義」、「プリミティブ」と呼ばれる事もある)で実装できます。
- 多くの Forth システムは主に Forth で記述されています。