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6.20.4 Miscellaneous output

cr ( ) core “c-r”

(ホスト OS の好みの種類の)改行(newline)を出力します。 注意: Forth コマンド・ライン・インタプリタの改行(newline)挿入のクセのため、 cr をテキストの先頭で使用することをお勧めします。 例: cr ." hello, world".

space ( ) core “space”

空白を1つ表示する。

spaces ( u –  ) core “spaces”

u 個の空白を表示します。

out ( – addr  ) gforth-1.0 “out”

addr には、 ユーザー出力デバイス上の現在行内のカーソルの位置を指定しようと試みる数値が含まれています。 cr で 0 にリセットされ、 type によって文字数ずつ増加、 emit で増加、 backspaces で減少します。 残念ながら、 タブ文字や、マルチバイト文字や、 幅 0 と 幅2 のユニコード文字の存在は考慮されていないため、 単純な場合にのみ機能します。

.\" ( compilation ’ccc"’ – ; run-time –  ) gforth-0.6 “dot-backslash-quote”

." と似ていますが、 C言語のようなバックスラッシュによるエスケープ・シーケンス(\-escape-sequences)を認識します(詳しくは S\" 参照)。

." ( compilation ’ccc"’ – ; run-time –  ) core “dot-quote”

コンパイル時: ‘"‘ (二重引用符)で区切られた文字列 ccc をパースします。 実行時、 その文字列を表示します。 このワードのインタプリタ機能(interpretation semantics)は、 標準 Forth では定義されていません。 Gforth でのインタプリタ機能(interpretation semantics)は、 その文字列を表示することです。

.( ( compilation&interpretation "ccc<paren>" –  ) core-ext “dot-paren”

コンパイル時(compilation semantics)とインタプリタ時(interpretation semantics): )(右括弧)で区切られた文字列 ccc をパースします。 その文字列を表示します。 これは、 コンパイル中に進行状況情報を表示するためによく使用されます。 下記の例を参照してください。

あなたが .( hello) を使用するべきか ." hello" を使用するべきかを気に掛けたくない場合は、 "hello" type と書くことができます。 これにより、 通常必要なものが得られます(ただし、他の Forth システムへの移植性は低くなります)。

例として、 ファイル test.fs に保存されている以下のテキストについて考えてみましょう:

.( text-1)
: my-word
  ." text-2" cr
  .( text-3)
  "text-4" type
;

." text-5"
"text-6" type

このコードを Gforth にロードすると、 以下の出力が生成されます:

include test.fs RET text-1text-3text-5text-6 ok

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