以下のワード群は、 スタックを非破壊的に調査します:
...
( x1 .. xn – x1 .. xn ) gforth-1.0 “...”
.s
のスマート・バージョン
.s
( – ) tools “dot-s”
データ・スタック上の項目の数を表示し、 その後に項目のリストを表示します(ただし、 表示項目数は maxdepth-.s
で指定された値を超えないようにします)。 右端が TOS になります。
f.s
( – ) gforth-0.2 “f-dot-s”
浮動小数点スタック上の項目の数を表示し、 その後に項目のリストを表示します(ただし、 表示項目数は maxdepth-.s
で指定された値を超えないようにします)。 右端が TOS になります。
f.s-precision
( – u ) gforth-1.0 “f.s-precision”
value
型変数です。 u は f.s の出力のフィールド幅です。 他の精度の詳細はこの値から導出されます。
maxdepth-.s
( – addr ) gforth-0.2 “maxdepth-dot-s”
変数(variable)。 デフォルトは 9 です。 .s
と f.s
は最大でその数のスタック項目を表示します。
.r
というワードがありますが、 リターン・戻りスタックは「表示されません」。 これは、
フォーマットされた数値出力に使用されるワードです(see Simple numeric output)。
以下のワード群は、 スタックの深さを決定したり、スタックをクリアしたりして、 スタック全体に作用します:
depth
( – +n ) core “depth”
+n は、 +n 自体がスタックに置かれる前にデータ・スタックに置かれていた項目の数です。
fdepth
( – +n ) floating “f-depth”
データ・スタックに積まれた +n は、 浮動小数点スタック上にある(浮動小数点)値の現在の数です。
clearstack
( ... – ) gforth-0.2 “clear-stack”
データ・スタックから全ての項目を削除して破棄します(訳注: データ・スタックを空にします)。
fclearstack
( r0 .. rn – ) gforth-1.0 “f-clearstack”
浮動小数点スタックをクリアします
clearstacks
( ... – ) gforth-0.7 “clear-stacks”
データ・スタックと FP スタックを空にします
以下のワード群はメモリーを調べます。
?
( a-addr – ) tools “question”
アドレス a-addr の内容を現在の基数(base)で表示します。
dump
( addr u – ) tools “dump”
メモリーのアドレス addr から始まる u バイトを表示します。 各行には 16 バイト分の内容が表示されます。 Gforth がオペレーティング・システム上で実行されている場合、 任意の場所にアクセスしようとすると、 Invalid memory address エラーが発生する可能性があります。