Next: , Previous: , Up: Forth Words   [Contents][Index]


6.2 Case insensitivity

Gforth では英大文字小文字を区別しません(case-insensitive)。 大文字、 小文字、 または大文字と小文字の混合を使用して、 定義を入力したり標準のワードを呼び出したりできます(ただし、 こちらも参照ください see Implementation-defined options)

標準 Forth では、 標準のワードが完全に大文字で入力された場合にのみ実装が認識する必要があります。 したがって、 標準のプログラムでは、 すべての標準ワードに大文字を使用する必要があります。 あなたの定義したワードには大文字と小文字を自由に使用できますが、 標準のプログラムでは、 ワードを定義したときと同じ大文字と小文字で使用する必要があります。

Gforth は、 cs-wordlist (英大文字小文字を区別する(case-sensitive)ワード・リスト see Word Lists) を通じて英大文字小文字の区別をサポートします。

何人かは Gforth を英大文字小文字を区別する(case-sensitive)ように変換する方法を質問しました。 これは悪い考え(bad idea)だとは思いますが、 すべてのワードリストを以下のようなテーブルに変更できます:

' table-find forth-wordlist wordlist-map  !

注意: このように、 Gforth を英大文字小文字を区別する(case-sensitive)ように変換した場合、 定義済みのワードは、 定義したときと同一の大文字と小文字の組み合わせで入力する必要があることに注意してください。 大文字と小文字は異なります。 この操作を実行する前に、 それらをあなた好みの大文字と小文字の組み合わせに変換するとよいでしょう(その方法については説明しません。 Gforth を英大文字小文字を区別する(case-sensitive)ように変換することを実行することを検討している場合でも、 すでに定義済みワードのワード名をあなた好みの大文字と小文字の組み合わせに変換するその方法を知っているくらいの Forth システムの知識があったほうがよいと思います)。