SYNOPSIS

git name-rev [--tags] [--refs=<pattern>]
               ( --all | --stdin | <commit-ish>… )

DESCRIPTION

gitrev-parse で解析可能な任意の形式で指定されたリビジョンの、人間にとって読みやすい記号名を検索します。

OPTIONS

--tags

ブランチ名は使用せず、コミットに名前を付けるためにタグのみを使用します

--refs=<pattern>

名前が特定のシェルパターンに一致するrefのみを使用します。 パターンは、ブランチ名、タグ名、または完全修飾ref名のいずれかです。複数回指定する場合は、指定したシェルパターンのいずれかに名前が一致するrefsを使用します。 --no-refs を使用して、既に指定済のrefパターンをクリアします。

--exclude=<pattern>

名前が特定のシェルパターンと一致するrefは使用しない。 パターンは、ブランチ名、タグ名、または完全修飾ref名のいずれかです。複数回指定された場合、指定されたパターンのいずれかに一致するrefは除外されます。 --refs と一緒に使用すると、refは少なくとも1つの --refs パターンに一致し、 --exclude パターンに一致しない場合にのみ一致として使用されます。 --no-exclude を使用して、除外パターンのリストをクリアします。

--all

すべてのrefから到達可能なすべてのコミットを一覧表示します

--stdin

16死ん40文字のSHA-1($hexとする)をすべて "$hex ($rev_name)" に置き換えて、stdinを変換します。 --name-only と一緒に使用する場合は、"$rev_name" に置き換えて、 $hex を完全に省略します。スクリプトで使用することを目的としています。

--name-only

SHA-1と名前の両方を印刷する代わりに、名前のみを印刷します。 --tags を指定すると、通常のタグプレフィックス "tags/" も名前から省略され、 `git-describe`の出力とより厳密に一致します。

--no-undefined

参照が未定義の場合、 undefined を出力する代わりに、エラーコード != 0 で終了します。

--always

一意を保つように省略されたコミットオブジェクトをフォールバックとして表示します。

EXAMPLES

コミットが与えられたら、そのローカルrefsとの相対的な位置を見つけます。 誰かがその素晴らしいコミット 33db5f4d9027a10e477ccf054b2c1ab94f74c85a についてあなたに述べたとしましょう。もちろん、あなたはそのコミットを調べますが、そこでは何が起こったのかを教えてくれるだけで、文脈は教えてくれません。

git name-rev に入力します:

% git name-rev 33db5f4d9027a10e477ccf054b2c1ab94f74c85a
33db5f4d9027a10e477ccf054b2c1ab94f74c85a tags/v0.99~940

あなたは今や、v0.99より前に940のリビジョンが発生したことが分かりましたね。

別の方法:

% git log | git name-rev --stdin

GIT

Part of the git(1) suite