SYNOPSIS

git column [--command=<name>] [--[raw-]mode=<mode>] [--width=<width>]
             [--indent=<string>] [--nl=<string>] [--padding=<n>]

DESCRIPTION

このコマンドは、標準入力の行を複数の列を持つテーブル(表)にフォーマットします。各入力行は、テーブルの1つのセルを占有します。これは、出力を複数列にフォーマットするために他のgitコマンドによって内部的に使用されます。

OPTIONS

--command=<name>

構成変数 column.<name> とcolumn.ui を使用してレイアウトモードを探します。

--mode=<mode>

レイアウトモードを指定します。 git-config(1) のオプション構文については、構成変数 column.ui を参照してください。

--raw-mode=<n>

--mode と同じですが、数値としてエンコードされたモードを使用します。これは主に、レイアウトモードをすでにパースしている他のコマンドによって使用されます。

--width=<width>

端末幅を指定します。デフォルトでは、「git column」は端末の幅を検出するか、検出できない場合は80にフォールバックします。

--indent=<string>

各行の先頭に印刷される文字列。

--nl=<string>

改行文字を含む、各行の終わりに印刷される文字列。

--padding=<N>

列間のスペースの数。 デフォルトでは1つの空白。

EXAMPLES

データを複数列(columns)でフォーマット:

$ seq 1 24 | git column --mode=column --padding=5
1      4      7      10     13     16     19     22
2      5      8      11     14     17     20     23
3      6      9      12     15     18     21     24

データを複数行(rows)でフォーマット:

$ seq 1 21 | git column --mode=row --padding=5
1      2      3      4      5      6      7
8      9      10     11     12     13     14
15     16     17     18     19     20     21

列幅が等しくないテーブルにいくつかのタグをリストします:

$ git tag --list 'v2.4.*' --column=row,dense
v2.4.0  v2.4.0-rc0  v2.4.0-rc1  v2.4.0-rc2  v2.4.0-rc3
v2.4.1  v2.4.10     v2.4.11     v2.4.12     v2.4.2
v2.4.3  v2.4.4      v2.4.5      v2.4.6      v2.4.7
v2.4.8  v2.4.9

GIT

Part of the git(1) suite