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9.6.1 実装毎オプション(Implementation Defined Options;idef)

ファイル・アクセス・モード:

R/OR/WBIN は期待どおりに機能します。 W/O は C言語のファイル・オープニング・モード w (または wb) に変換され、 ファイルが存在する場合はクリアされ、 存在しない場合は作成されます( open-filecreate-file 両方とも)。 Unix では、 create-file は、 あなたの umask によって変更された 666 権限を持つファイルを作成します。

ファイルの例外:

file ワード群は例外を発出しません(たぶん、 不正なアドレスまたは不正なファイル ID を渡した場合のメモリ・アクセス失敗(memory access faults)例外が発生します)。

ファイルの行末文字:

システムに依存します。 Gforth は C言語の改行文字を行終端文字として使用します。 実際の文字コードが何であるかはシステムによって異なります。

ファイル名形式:

システムに依存します。 Gforth はあなたの OS のファイル名形式を使用するだけです。

FILE-STATUS によって返される情報:

FILE-STATUS は、 ファイルに許可されている最も強力なファイル・アクセス・モードを返します。 それは R/O または W/O または R/W のいずれかです。 ファイルにアクセスできない場合は、 R/O BIN が返されます。 BIN は、 返されたモードと一緒に適用されます。

ソース・コードのインクルード時の例外後の入力ファイルの状態:

例外の発出により、 残されたすべてのファイルはクローズされます。

ior の値と意味:

ファイルおよびメモリ割り当てワード群によって返される ior は throw コードとして意図されています。 通常、これらは OS エラーの -512〜-2047 の範囲内にあります。 OS エラー番号から ior へのマッピングは -512-errno です。

ファイル入力の入れ子の最大深さ:

リターン・スタックと、 ローカル変数/TIB スタックと、 オープン可能なファイルの数によって制限されます。 この制限内である限り問題は起きないはずです。

入力行の最大文字数:

/line で得られます。 現在は 255

ブロックの範囲をファイルにマッピングする方法:

デフォルトでは、 ブロックは現在の作業ディレクトリ内のファイル blocks.fb 内でアクセスされます。 ファイルは USE で切り替えることができます。

S" によって提供される文字列バッファの数:

利用可能なメモリ量だけ。 文字列は、 ALLOCATE で割り当てられたメモリ・ブロックに無期限に保存されます。

S" によって使用される文字列バッファのサイズ:

/line でられます。 現在 255