このセクションは主にリファレンスであるため、 すぐにすべてを理解する必要はありません。 用語は主に Smalltalk からインスピレーションを得たものです:
いくつかの追加機能を備えたデータ構造定義。
クラス定義によって記述されたデータ構造の実体(インスタンス;instance)。
データ構造のフィールド。
(または「メソッド・セレクター」)さまざまなデータ構造(クラス)に対して操作を実行するワード(例: draw
)。 セレクターは、
「何の」(what)操作を行うかを記述します。 C++ 用語では (純粋)仮想関数 と言います
特定のクラスのセレクターによって記述された操作を実行する具体的な定義。 メソッドは、 特定のクラスに対して「どのように」(how)操作が実行されるかを指定します。
セレクターの呼び出し。 呼び出しの 1 つの引数(TOS(スタックの頂上))は、 どのメソッドが使用されるかを決定するために使用されます。 Smalltalk の用語では、 (セレクターとその他の引数で構成される、)メッセージがオブジェクトに送信される と言います。
セレクターの呼び出しによって実行されるメソッドを決定するために使用されるオブジェクト。 objects.fs モデルでは、 セレクターが呼び出されたときに TOS 上にあるオブジェクトです。 (「受信」という言葉は、 Smalltalk の 「メッセージ」関連用語由来です。)
「親クラス」のすべてのプロパティ(インスタンス変数やセレクターやメソッド)を「継承」(inherit)したクラス。 Smalltalk の用語では、 サブクラスはスーパークラスを継承します、 と言います。 C++ 用語では、 派生クラスは基底クラスから継承します(The derived class inherits from the base class.)、 と言います。